2017/06/10 土地
不動産をより良い条件で売却するために
不動産を売却するという事は、売主様にとっては、とても大きく重要な決断になる事と思います。
その大きな決断をして実行したものの、思うような結果が得られない場合や、売却後のトラブル等
の残念な結末にしないためにも、売却計画の組み立てや、未然にトラブルを防ぐ売却方法も考えておく
必要があります。以下に、より良い条件で売却するためのポイントを一部ご紹介します。
①査定価格の確認
不動産の査定価格は対象不動産の近隣の土地相場や、売り出し事例、成約事例などの情報を参考に
算出するため、売主様自身でも土地相場の確認や、地価などの情報収集もされてみるのも重要に
なります。査定の相談をされる場合、各不動産会社によって、調査作業、考え方等の違いもあるかと
思われますので、いくつかの会社に査定依頼してみることも比較材料となります。
②販売価格の設定
不動産会社の意見や、売主様の事情、希望を整理して販売価格の設定をします。
近隣相場から大きくかけ離れた価格の設定などにしてしまうと、中々買主様が見つからなかったり、
成約するまでに、長い期間かかってしまう恐れもありますので、販売価格の設定は重要なところとなります。
③付帯設備の確認
買主様とのトラブル防止の為にも、キッチンや給湯機など、付帯設備の確認を行い、使用不可能なものや、
不具合などがある場合は予め買主様に伝えておくことで、売主様と買主様との意思疎通ができ、お互いに
とって納得のいく売買取引となります。
④周辺環境の確認
買主様にとって、新生活が始まる場所となりますので、買主様にとって重要な事項である、
騒音、異臭、極悪施設などの周辺環境や、中古住宅等の場合はシロアリ被害があった経歴や、
雨漏りなどがあった経歴がある場合も予め買主様に伝えておかなければならない項目です。
修繕歴、リフォーム歴などがある場合、過去を振り返り把握しておくことも重要です。